映画日記『はちみつとクローバー』

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七色に変化するカメレオンのように、ブログで様々な色を出していこうという意気込みでブログを続けるカメレオンブロガー2754です。
もう10年以上も前になってしまうのですが、
実は私、20代の頃は映画が大好きで、映画館、レンタル含め毎日のように映画を観てはSNSで映画日記をアップするというような作業を繰り返していました。
(当時、TSUTAYAの回し者と言われてましたw)
コロナウイルスの感染拡大により家で過ごすことも多くなったり、
こういう機に映画を・・という情熱を蘇らせようと考えました。
そんなわけでものすごい数のストックがあるのでブログにアップしていきたいと思います。
過去の記録を今見返すのも面白いですね。
今回は略して「はちクロ」、『はちみつとクローバー』です。甘酸っぱい青春を恥ずかしげなく表現し、それが流行った時代だったのかなぁ・・。あまり好みではなかったのですが酷評するのも好きではなくて、今見返してみると、かなり気合の入った日記になっていました。 でもあまり映画の内容を思い出せないな・・苦笑

はちみつとクローバー

2006年7月22日公開 監督:高田雅博 キャスト:櫻井翔、蒼井優

スピッツのアルバム『ハチミツ』とスガシカオのアルバム『Clover』がタイトルの由来だそうです。

『NANA』のハチが宮崎あおいなら・・・
ハチクロのはぐみは・・・
我らのアイドル・蒼井優ちゃんだ!

恋愛下手という意味では共通してるのかな?
でも全然違うね。

皆で海へ行こう!
皆で写真を撮りたい・・
5人揃えば楽しい仲間たち。
それでも恋はすれ違う。

なんて純粋なんだ。
この手の作品ならエッチシーンがありそうなもの。

真山が山田と寝てしまいそれを後悔するとかさ。
森田はプレイボーイであるとかさ。

あー、ドロドロしてきた。
でも絶対そうだ。
おれならそう描く。

でもそう描かないハチクロだから人気あるんだろうな。

大人に近づけば近づくほど、片思いに抵抗を感じる。
本気で片思いしてる大人なんて…
でもそんな風に考える冷めた自分こそが可哀想な存在のように思えてきた。

『ハチミツとクローバー』を観てみろよ!
きっと大人の片思いも成立するんだよ。

じゃあさ、恋したら結婚とか何かゴールを目指さなくちゃいけないのか?
結局好みの異性がいたらとりあえずデートして付き合ってみるだろ?

叶わなくても相手を一途に思う・・
そんなしんどいことしてられっかよ!
その先の地獄を知ってるか?
あれだけ美しかったはずの恋の輝きが、急転して暗黒化するんだぜ。

じゃあどうすりゃいいの?

相手は思わせぶりな態度を見せてるのに、全く前には進まないじゃないか。
でもさ、何があったか心変わりの一発逆転、そんな突然実る恋もあるのも事実。

結局思い続けるには相手の置かれている環境や心理状態を掴んでおく必要がある。
なぜ自分が片思いなのかを考えてみたらいいかも。
相手に恋人がいたり好きな人がいたり、相手が恋愛に対して関心がなかったりというのが理由だとしたら、タイミングで勝負するしかない。
来たるタイミングのためには長期の片思いも覚悟しなければならない。
心変わりのチャンスはきっとあるはず。

とにかく友達の距離感で側にいよう。
焦らずドライにアクションを!

「人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった」

これを逃すな!!

ハチクロの片思いはもどかしいくらい進展がない。
でもその瞬間は必ずある!!

片思いは忍耐だ。
耐えられないならオレみたいなくだらない大人の考えに染まった方がよい。

それに客観的に見て魅力が釣り合わないなら、
タイミングとか言う前に自分の魅力を磨くしかない。
そして相手にとって都合のいい相手になるしかない。
でもそうまでして手に入れたいか?
その天秤も本人次第というわけ。

あなたは『NANA』に憧れますか?
それとも『ハチミツとクローバー』に憧れますか?

真山の背中で山田が呟く。
「好き」

はっきり言って山田にとってそれはタイミングではなかった気がする。
でも僕らの心には焼き付いている。
気持ちがそのまま言葉に出た、あの美しい光景が・・・

★☆

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