映画日記『青い春』『ポルノスター』

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七色に変化するカメレオンのように、ブログで様々な色を出していこうという意気込みでブログを続けるカメレオンブロガー2754です。
もう10年以上も前になってしまうのですが、
実は私、20代の頃は映画が大好きで、映画館、レンタル含め毎日のように映画を観てはSNSで映画日記をアップするというような作業を繰り返していました。
(当時、TSUTAYAの回し者と言われてましたw)
コロナウイルスの感染拡大により家で過ごすことも多くなったり、
こういう機に映画を・・という情熱を蘇らせようと考えました。
そんなわけでものすごい数のストックがあるのでブログにアップしていきたいと思います。
過去の記録を今見返すのも面白いですね。
今回は豊田利晃監督の代表作『青い春』と監督デビュー作『ポルノスター』を紹介します。
覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕になったり、マイナスイメージも強くありますが、映画作家としては個性的で稀有な存在であることは間違いありません。

■青い春

2002年6月29日公開 監督:豊田利晃 キャスト:松田龍平、新井浩文

青い春。
つまりは青春。

「来るか?」
「グッドタイミングです」

青春の足跡を残して。

「殺したよ」

ひとつのドラマの終焉。

それは更なる終焉に向けて新たなドラマのスタート。

ミッシェルの音楽が映画に魂を注入する。
いや、もしかしたら映画がミッシェルの音楽に乗り移ったのかもしれない。

青春とロック!

幸せなら手を叩こう♪
幸せならほら態度で示そうよ♪

夢はパイロット。
なら空に1番近い場所へ。
そこは憧れ続けた男の居場所。

咲かない花もある。
しかし…
花は咲くもの。

青春…
青い春!
青木…
青い木!
ああ…、黒く染めてしまった…

青春を捨てる決意をした男の前に、、
真っ黒に染められた校舎。

走れ!!

皆去って行った。
たったひとり親友を残して…
親友は親友を追い求めた。
だから親友も親友を追う。
駆け上がる!駆け上がる!
しかし皮肉にもBGMは「ドロップ」

自ら選んだ道

そして誰もいなくなった…

★★★★☆

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■ポルノスター

1998年10月10日公開 監督:豊田利晃 キャスト:千原浩史、鬼丸

「いらんなぁ…」

1998年。渋谷。
それはおれの人生にリンクした。
関東に住み始め、決して順風満帆とはいかず、空気にも馴染めない。
ただただ渋谷を求め、いつしか渋谷という街だけが自分の居場所だった。
おれにとって東京とは、渋谷のイメージ以外にない。
街の記憶を辿れば渋谷ばかり。
渋谷という街が僕を落ち着かせた。
それなのに…
それなのに…
いらんもんが多すぎる。
街を汚すな!!

降り注ぐナイフの雨は殺意の序章。

カネ、ドラッグ、セックス、…
それは人間の欲望。
デートクラブとヤクザ…
苛立ちに身を置く男の前に苛立ちを凶器と成す男が現れる。

鬼丸と千原浩史
この物語だからこその奇跡の組み合わせ。
渋すぎる鬼丸の立ち振る舞い。
そしてまさにナイフのように突き刺さる千原浩史の冷たい瞳。

裏切りはナイフのように鋭く突き刺さり、男の狂気をエクスタシーへ駆り立てる。

自問自答。
今となっても渋谷は好きか?
それはイエスだ。
どれだけ腐敗したとしても…イエスだ。

「てめえがいらねんだよぉ!!」

ジュニアが放つ死線ともとれる視線を思い出す度に、
氷のような悪寒がカラダを震え上がらせる!!

★★★★

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