映画日記『CUBE』

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七色に変化するカメレオンのように、ブログで様々な色を出していこうという意気込みでブログを続けるカメレオンブロガー2754です。
もう10年以上も前になってしまうのですが、
実は私、20代の頃は映画が大好きで、映画館、レンタル含め毎日のように映画を観てはSNSで映画日記をアップするというような作業を繰り返していました。
(当時、TSUTAYAの回し者と言われてましたw)
コロナウイルスの感染拡大により家で過ごすことも多くなったり、
こういう機に映画を・・という情熱を蘇らせようと考えました。
そんなわけでものすごい数のストックがあるのでブログにアップしていきたいと思います。
過去の記録を今見返すのも面白いですね。
今回は『CUBE』です。今年日本でリメイク公開されることが決定していて、菅田将暉主演ということも相まって話題にもなっています。公開日あたりまで取っておいてもよかったのですが出し惜しみせず、出しますw

CUBE

1998年9月12日公開

監督:ビンチェンゾ・ナタリ キャスト:モーリス・ディーン・ウィン、ニコール・デ・ボア

脱出ゲームなんてのにハマったことがありますが、そこに感情やらが入るとどれだけ恐ろしいことか…

極限状況に陥れられた人間の内面はデリケートで壊れやすい。
いや壊れるんじゃなくて実はそこに映し出される姿こそが人間の本質なのかもしれない。

6つあるハッチの1つを選んで新しい部屋に移動していくたびに、少しずつ登場人物のパーソナリティーも掘り起こされてゆく。
リーダー型の人間は頼りになる反面、独裁的になる。
頭の良い人間は知識で打開できる反面、用心深く臆病になる。

まさにルービックキューブ!
部屋がそうであれば、部屋が切り替わるたびにあらわになる隠されていた人格もそう。
時間や空間によって景色も様々であるように、人間も様々な人格を持ち合わせる。

それは解る。
目的は曖昧だがそれでいて目標は解りやすい。

曖昧…

説明が曖昧…

そう、この作品は「なぜ?」のオンパレードだ。

そこには焦点を当てていないのは解る。
それにしたって根拠も何もない。
思えば脱出ゲームも同じだ。
そもそもの「なぜ?」がない。
あまりに不条理だ。
明らかにアイデア一発勝負!
しかしこれこそが成功であり、それはあまりに芸術的なのだ。

しかもこの作品、ホラーから、サスペンス、アクション、人間ドラマと、通常一本では味わえない映画の醍醐味が凝縮されているのだ。

もはや言うまでもないだろう。
一切の説明を省いたのは勝因だ。

けど苦言させてもらうなら、このようにアイデア一発で勝負した映画は続編出しちゃダメなんだよな…ってこと。
僕の芸術の価値観って明らかにサソリよりデイダラだな。

あ、でもそう考えたら『ソウ』ってよく頑張ってるよな(笑)

★★★☆

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